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営業
時間
平日・午前10時~午後7時
日曜日、祝日・午前10時〜午後6時
定休
毎週水曜日、元旦
最寄
「大洗駅」から
徒歩22分
車で5分

福島県・大七酒造様と新規取引を致しました。

店主独白(長くてみません。書きたくなっちゃって)

開業して19年初めて福島県の清酒を棚に並べる事になりました。

隣県の「福島は無いの?」ってよくお客様から尋ねられ「扱ってないんですよ〜」って返事してました。なぜだか慎重に探してました…。スキーやドライブの行った先で買って帰り、色々飲ませて頂きました。福島県酒にどれだけお金掛けた事か…。良いな〜って思って何年か通ったお蔵さんもあったんですが「あれ?やっぱりそっち系ね〜」って断念したお蔵さんもあります。やはり冷酒・カプ王国!中々ウチに置きたいお酒が無くて20年経っちゃいました。でもね無い訳じゃ無いんです。実は昔から気になってる蔵はありまして…。それはと言うと「二本松の大七!」独立する20年以上前に飲んだきりで、ずっと気になってたんです。生酛仕込みの美味しいお酒と覚えてるんですが、酒屋裏事情で引っ掛かるところがありまして…。それはと言うと“問屋流通酒”大七酒造さんは県外取引は、問屋さんに任せてるんです。(蔵元→問屋→小売店)地酒専門店を自負してる者にとって蔵とのお付き合いは“直取引”を主として、スーパーや量販店に行ってしまう問屋酒を敬遠するところがあるんです。そんな事もあって大七さんを見て見ぬ振りをしていました。でも、全国の“純米燗酒”を主とする蔵元とここまでお付き合いすると、福島県の大七がなんか気になり始め“浮き上がって見える様に”なってきました。

そんな思いがマックスになって、ついに先月福島県二本松の大七酒造様へ行ってきました。

今までは、人気の蔵元、若手の限定流通を主としている小さな蔵ばかり行っていたので、立派な蔵に度肝を抜かれました。営業様と話ができ色々お酒も買って帰り、途中福島の珍味も買い、大七と合わせることに!冷酒から常温、ぬる燗、熱燗からの燗冷ましと向き合いまして、思っていた通りでした。流通などで見送っていた事に猛反省!ただ、早くに取引しないで良かったかな~って。今じゃ無いと大七を理解して上げられなかったかもしれない…。じっくり福島県酒を選んで正解だったと改めて思いました。今取引を頂いている食中純米燗酒蔵さんに鍛えられた結晶かもって。

ま〜〜ど真ん中です!落ち着いてしっとりした酸味がお燗でキレ!冴えます!

この時季は冷やさず、クーラーの効いた部屋でひや(常温)でゆるゆる楽しむのがベスト!

●大七 頌歌 生酛純米大吟醸 雫酒 2018BY 720ml 5500円

●大七 楽天命 生酛純米酒 木桶仕込み 2008BY 720ml 3300円

●大七 生酛純米酒 CLASSIC 2013BY 1.8l 3400円・720ml 1700円

●大七 不倒翁 生酛純米酒 古酒 2013BY 1.8l 3300円

大七(だいしち)、不倒翁(ふとうおう)、楽天命(らくてんめい)、頌歌(しょうか)